タイカントリークラブはパタヤ方面へ向かうバンナートラッドハイウェイ沿いバンナー地区に位置し、バンコク市街地から約50分。間違いなくタイ名門コースの一つに挙げられます。ペニンシュラホテルがレストランの運営を行い、クラブハウスはまるで一流ホテルのレストランの様なゆったりとして雰囲気が漂います。
97年のホンダクラシックはタイガーウッズ、98年のジョニーウォーカークラシックはビジェイ・シンが優勝し、05～08年まで開催されたボルボマスターズなど数多くのトーナメントの開催実績がある。コース設計はデニス・グリフィスが担い、USPGAの規格を満たすレイアウトに仕上がっています。全体的にフラットな地形に池、バンカーを多く戦略的に配置し、フェアウエイも広いので思い切りクラブを振っていける印象です。6番ホールは218ヤードのパー３はグリーンの右側は池、手前はガードバンカーが待ち受けています。アンジュレーションのあるグリーンは高速でパーを取るのがなかなか難しいホールです。15番ホールは431ヤードのパー4は右側に大きな池があり、セカンド地点からも再び右サイドに２つ目の池がフェアウエイに絡んできます。そして花道が極端に狭くなっています。セカンド地点から池がブラインドになっているので打つ前にキャディにアドバイスをもらう方がベターです。キャリーで届かないと地形が池に向かって傾斜しているので転がって池に入ってしまいます。キャディのクオリティも高いのでアドバイスに耳を傾けるのもスコアメイキングの大切な要素となります。

芝生のメンテナンス状態、清潔で広々としたロッカールーム、ジャグジー、おいしい食事、スタッフの応対などハード、ソフト面でも多くのゴルファーから高評価を得ています。