BANGKOK, THAILAND |
デザイナー | Toby Cobb |
Hole/Par/ Yardage | 18 holes par 72 (6753yards) |
オープン | 2022 |
ロケーション | バンコクの南、車で45分 |
スワンナプーム空港近く | |
休場日 | Open everyday |
最大プレーヤー人数 |
WD 5名/WE 4 |
Golf Cart | THB 850 |
Golf Set | THB 2,500 |
Golf Shoes | THB 300 |
Umbrella | THB 200 |
Driving Range | X (ゲージ有) |
Facilities | レストラン |
サイアムカントリークラブ・バンコクはバンコク市内からバンナー方面へ約30分、スワンナプーム空港の近くにサイアムカントリークラブの5番目のコースとして2021年11月にオープンしました。もともとは魚の養殖池だった土地を改良し、コースデザインはトビーコブが起用されました。18ホール、全長6,753ヤードと距離は少し短めだがしっかりとしたチャンピオンシップコースに仕上げました。フェアウェイ、グリーンともにバニューダ芝のウルトラドワーフを使用しています。トビーコブにとっては、クール・クレンショ―&トム・ドーク設計事務所から独立後初のプロジェクトとなりました。
サイアム・バンコクコースは近隣のコースとは明らかに一線を画していて、ハイブリッドコースと呼ぶのがふさわしいようです。リンクス状の敷地にまばらに樹が植えられたパークランドコースです。フェアウェイは広く、ボールも適度に転がるよう緩やかな傾斜があり、巨大な砲台グリーンが特徴的で、集水エリアと美しく深いバンカーが巧みに配置され、自生のレッドグラスが効果的に使われています。セミラフは短くカットされいるのでフェアウェイを外してもショットしやすく、ウォーターハザードを気にしなければならないのは4ホールだけですが、多くのポットバンカーがグリーン周りやフェアウエイに配置されているので注意が必要です。バンカーは小さく深いのでスタンスを取りにくく、なるべくなら避けたいところです。また、18ホールとも亀の甲羅のようなグリーンで425~1000㎡と大きさも様々で、ピンポジションによってはクラブ選択が変わってしまうこともしばしばです。アベレージゴルファーは、難しいチッピングショットを避けるためにもグリーンセンターを狙って攻めていくのが賢明でしょう。クラブハウスのレストランに面した18番ホール(100ヤードのパー3)は巨大なグリーンです。3メートルの小さなのディープポットバンカーへ入る可能性があるのでグリーン左サイドへの不注意なショットは避けるべきでしょう。
4,400㎡の面積を有する近代的なクラブハウスは清潔な更衣室、商品の充実したプロショップ、グルメをも満足させる美味しい日本食を提供するレストランなど、一流の施設が整っています。キャディ研修も徹底されプレーヤーからは高く評価されています。ドライビングレンジはゲージだが、アプローチ練習場は素晴らしいので少し早めに来場すして試してみて欲しいところです。カートはフェアウエイに乗り入れできないのでご注意下さい。