フェニックスゴールドゴルフ&カントリークラブは2015年に改装され、2016年と2017年にそれぞれキングスカップ(ヨーロピアンツアー)とタイオープン(レディースヨーロピアンツアー)のイベントを開催しています。その後、2018年、フェニックスゴルフはロイヤルカップ(アジアツアー)とレディースヨーロッパタイ選手権(LET)の両方を開催しました。

堅牢なデニス・グリフィスのデザインであるフェニックスゴールド＆カントリークラブは、木々が生い茂る起伏のある地形にレイアウトされています。この27ホールのパタヤゴルフコースは、オーシャン、レイク、マウンテンの3つの9ホールで構成され、周囲の山々とタイ湾の壮大な景色を眺めることができます。大きなマンゴー、ユーカリの木、開花する低木が彩を添え、レイアウトに自然の優しさを与えています。

緩やかに輪郭を描いたフェアウェイ、浅いバンカー、傾斜したグリーンが、ヤシの木が並ぶこのパークランドスタイルのコースを特徴づけています。植栽された生け垣はティーボックスのマーカーとなっています。

他のパタヤのゴルフコースと比較して、フェニックスゴールド＆カントリークラブは、3つのループの中で最も短いレイクコースを除いて、あまりウォーターハザードがありません。8番ホールは池の周りのタフなパー4のドッグレッグホールで、パーを取るには2度正確なショットが必要になります。

オーシャンコースは、どのホールにもウォーターハザードがないため、ネーミングは少し間違っているようにも感じます。しかしながら、オーシャンコースのフィニッシュイングホールまで来ると、名前の由来が理解できます。9番ホールのパー5、ティーボックスはコースの最高地点にあり、タイ湾とパタヤのスカイラインを一望できます。ティーショットは傾斜したフェアウェイを真っ直ぐに下り、２ndショットはタイ湾に向かってショッしますが、フェアウェイの両側に配置された大きなバンカーには注意してください。グリーンセンターにオンできれば、パー、バーディーチャンスが大きく広がるでしょう。

風光明媚なことから、最も印象深いのはマウンテンコースの9ホールでしょう。ジャングルに覆われた丘は絵のように美しく見えます。ある山の岩だらけの間口は、大きな仏陀がレーザー彫刻されて輝き、仏陀の輪郭を表す金色の線は岩肌の灰色に対して際立っています。 特に太陽の光線に照らされたとき、素晴らしい光景となります。

巨大なクラブハウスには、フロントとプロショップがあり、他のパタヤのゴルフコースほどエレガントとはお世辞にも言えません。しかし、ロッカールームやその他の設備は十分整っていて、タイ料理とヨーロッパ料理の両方を提供するレストランは非常に美味しい料理を手頃な価格で提供してくれます。

フェニックスゴールドゴルフ＆カントリークラブはパタヤからのアクセスの良さに加えて、良好なコンディションとリーズナブルな料金設定により、このコースはパタヤのゴルフパッケージの選択肢として追加検討する価値があります。