チーリンスターゴルフ＆カントリークラブは、27ホールの国際基準を満たす挑戦しがいのある難コースの一つとされています。2003年にベトナム国内で最新のゴルフクラブとして誕生しました。場所はハノイとハロン湾の中間にあり、2004年北部ベトナムで最初のプロゴルフトーナメント、”カールスバーグマスターズベトナム”の舞台となりました。そのレイアウトの美しさはプロ、アマを問わず多くのゴルファーから高く評価されました。設計は、オーストラリア、タイ、インドネシア、フィリピン、中国でもコースデザインを手掛けたオーストラリアの有名なデザイン会社 ”Independent Golf Course Services" を起用し、クリーク、池、高低差など自然のハザードを巧みに取り入れたレイアウトとなっています。

コースの中心にある大きな池は自然のもので、多くのホールでプレーに絡んできます。いくつかホールではティーショットは池越えとなることもあり、また、いくつかのグリーンではアイランドグリーンとなっているホールもあります。最終18番ホールのパー5は680ヤードあり、一見スコアカードの表記ミスかと思うほど長いホールです。しかもアップヒルなので、体力、気力を最後までキープし続けることが求められます。
コースコンディションは年間を通して良好で、ティフイーグルグラスを使用したグリーンは、アジアの名門ゴルフクラブ（バンコクのタイカントリークラブなど）と同様に転がりの良い高速グリーンを実現しています。ティーボックスとフェアウェイは、ハノイの気温変化に対応するために開発されたバミューダグラスの改良種を使用しています。伸ばすために放置された深いラフは上級者にとってもかなり厄介なものとなるのでとにかくフェアウェイキープ率がスコアリングには大事な要素となるでしょう。