バンサイゴルフクラブは1996年にオープンした当時は18ホールでしたが、現在は27ホール、パー107となっています。アユタヤ県に位置し、バンコク市街地から55㎞、約70分程度でアクセスできます。辺りはは長閑な田圃や木々に囲まれ、木を活かしたクラブハウスはレストラン、ロッカールーム、シャワーブースがあり完備されています。ドライビングはネットも無く、直接芝からも打てます。パッティンググリーン、チッピンググリーンなど練習環境も揃っています。ホアヒンのバンヤンゴルフクラブ、ニカンティなどデザインしたタイの名匠ピラポンによるものです。コースはホール毎に特徴的で、いくつかのホールではティーグランドによって高低差がかなりあるので、ゴルファーを飽きさせることなく楽しませてくれます。Aコース、3番ホール（パー5、545ヤード）は”砂丘”と言われるロングホールで、右サイドは３つの巨大バンカーが配置されているので、フェアウェイキープしたいところです。続く4番ホールは左右両サイドにたくさんの大きなバンカーがあり、グリーンの左サイドは池に面しています。7番ホールは最も美しいホールの一つとされる池越えのミドルですが、正確にフェアウェイをキープすることが大切です。Bコース、2番ホールは427ヤードの左ドッグレック、池越えのパー4。フェアウェイには多くのバンカーが配置され、大事なのはやはりティーショットのコントロールになるでしょう。5番ホール（パー5、561ヤード）はティーグランドの両側には池があり、打ち出しが極端に狭く見えます。7番ホールは池越えの217ヤードパー3。グリーン左サイドは4つのバンカーがプレッシャーをかけてきますが、バンカーの上から思い切って打っていきたいところです。Cコースはもっとも高低差があり、1番、2番ホールは第二打地点からは打ち上げになるので、ティーショットは距離をだしたいところです。6番ホールはフェアウエイの真ん中に大きな木があり、木の左サイドはバンカー群、木の右側は池が待ち構えています。7番ホールはCコースで唯一の592 ヤード、右ドックレッグのパー5です 。小さな丘を越えた先にあるグリーンは、縦長で約40 ヤードもあり、上り傾斜がきついのでピンポジションが奥の時はきちっと攻めたいところです。9番ホールは巨大なグリーンでカップが３つ切ってあるユニークなホールです。コースの戦略性、練習施設、料金面、食事などの面においてもプレーヤーからは評価は高く、隠れた人気コースと言えます。