BOGOR, INDONESIA |
デザイナー |
Peter Thomson |
Hole/Par/ Yardage |
36 holes par 72 (6075/6065 meters) |
オープン | 1994 |
ロケーション |
ジャカルタから50㎞ |
休場日 | Open everyday |
最大プレーヤー人数 |
WD 4 / WE 4 |
Golf Cart | USD 40 |
Golf Set | USD 45 |
Golf Shoes | USD 15 |
Umbrella | USD 5 |
Driving Range | 〇 |
Facilities |
レストラン、マッサージ ホテル、プール テニス |
グヌングリスカントリークラブはボゴールからジャゴラウィハイウェイ経由で45分、ジャカルタ市内から約50㎞の場所にあります。海抜450mの丘に450ヘクタール、36ホールがレイアウトされ、インドネシア語で”美しい山”を意味するグヌングリスは川と山で境が設けられています。1992年にオープンしたオリジナルのウエストコース、2年後の1994年にはイーストコースがオープンして合計36ホールとなりました。両コースともピーター・トムソン、ウォルバリッジ、ペレットなど世界的に有名なコース設計家たちがデザインを担当しています。
全長6075メートルのウエストコースは適度なコースマネージメントと適切なクラブ選択がスコアリングに影響するでしょう。1番ホールは見晴らしの良い距離の短いパー4です。ティショットは30m打ち下ろしとなりますが、距離が短いのでドライバーよりもスプーンなどを選択する方がパーを取りやすいでしょう。個性的なホールが多く、同時に絶景を楽しむことができます。ドッグレッグ、バンカートラップ、ウォーターハザード、生い茂る木々、ウェイストエリア、などが戦略的に配置され、上級者は挑戦心を掻き立てられるコースデザインに仕上がっています。また、ポットバンカーが多く設けられているのも特徴的で、注意が必要です。
一方、全長6065mのイーストコースは丘陵地にあり、歩いてのラウンドは厳しいのでカート使用をお勧めします。フロント9のバレーコースはアンジュレーションがあり、丘の等高線上に沿ってラウンドするので全景を見渡せるレイアウトになっています。バック9のヒルコースはゆったりとした広めのフェアウェイで典型的なブリティッシュスタイルで、適度なアップダウン、計算された場所に設けられたバンカーなどが特徴的です。ウエストコースに比べ距離は短いが、コース幅は狭く、フェアウェイは傾斜し、ハザード群がラウンドをさらに難しくさせています。
ボゴールマウンテンの霧が掛かった時のラウンドは、すべてのプレーヤがて息をのむような自然の美しさと荒々しい地形の造形を目の当たりにするでしょう。特筆すべきは8番ホールで、ブルーティから433mと短めなパー5は、ロングヒッターなら2オンも可能なので、ドライバーを2回使いたくなるかも知れません。しかし、狭められたフェアウェイ、左サイドにある巨大な池、グリーンに向かってブラインドのダウンヒル、グリーン周りにはポットバンカー、などがありショットの正確性が絶対条件となるでしょう。9番ホールのパー3も特徴的で、小さなグリーンはティーイングエリアから50m下にあり、ロングアイアンかユーティリティクラブを選択するのが賢明です。バック9はもっと険しい丘陵地をアップダウンしながらのラウンドになります。フェアウェイは幅広く寛容ですが、アンジュレーションがあるのでミスショットを誘発しやすいでしょう。16番ホールのパー3はスコアカードの距離表示は164mだが、急な傾斜の為、実際はもっと表示より長くなります。そして砲台グリーンの入り口は狭く、両サイドにはバンカーが設けられ、距離と方向性が問われるアプローチショットが求められます。